8)ファンダメンタルとは

FXトレードのファンダメンタルとは? FXトレード始め方

FXトレードで無視しきれないのがファンダメンタル分析。どんなものがあるのか、ご紹介します。

FXトレードは、通貨ペアの値動きを予想して売買しますが、通貨の価格が上がるか下がるかだけを予測すればいいだけ</b>なので、簡単っちゃ簡単です。
しかし行き当たりばったりの予測だけでは、息の長いトレーダーにはなれません。

ファンダメンタル

ここでは、トレードの際の値動きを分析する二つの手法、テクニカル分析とファンダメンタル分析のうち、ファンダメンタルのほうを簡単にご案内します。

身近なところでいうと、「夏休みは海外旅行へ行く人が増えるから、ドルに両替する人が増えるからドル高になりやすい」とか、「東京オリンピックが開催されるから、円高になるだろう」などもファンダメンタルです。

ドルが主流の世の中、アメリカの大統領選もファンダメンタルです。

ファンダメンタルには、外国為替市場に影響を与えるものすべてがあてはまります。たとえば、各国の景気、物価、金利、経常収支、通貨政策などなど、深く考えていくと、終わりがありません。

いろいろなファンダメンタルが考えられます。下は簡単にまとめた一例です、ご覧ください。

時間別の特徴

世界のFX市場トレードする時間帯によって、どこの市場がオープンしているかが異なり、そのオープンしている市場の性質と傾向、特徴が出てきます。その市場時間で起きている人たちが、どのような生活をおくり、どのようなファンダメンタルに影響されているかが、FXのトレードにも影響します。

日本時間の夕方から深夜にかけて

ロンドン市場が最も取引量が多いのと、ロンドン市場の開いている時間は他の市場も開いていることもあり、日本時間の夕方から深夜にかけては、もっとも値動きが活発と考えられます。それらの市場の開いている時間には、経済指標や発言も多く出るので、さらに値動きに影響が出ると言われています。

ハワイ時間では、深夜から早朝にかけてが値動きが活発です。この時間は、私にとっては熟睡している時間なので、起きているのは難しいです。
専業トレーダーではないので眠っていますが、できれば、トレードをしなくても、値動きを見ていたいところです。
みなさんのお住いの地域で、どの時間が値動きが活発な時間か、把握しておきましょう。

日本の早朝時間

日本の早朝時間は、開いている市場が少なく、取引量が最も少ない時間帯で、ウェリントン市場(オセアニア=豪ドル、ニュージーランドドル)が中心となっています。

日本時間の9時55分

日本時間の9時55分には、日本で仲値(銀行でのその日のレート)が発表されることから、これにより、ドル買いの動きが左右されやすいと言われています。

日本時間の午後3時

日本時間の午後3時は、東京市場のオプション取引を閉める時間とされ、それにより値動きが急に出たり、以後の時間がおとなしくなったりすると言われています。

日本時間の午後9時半(米国が夏時間の場合は午後10時半)

日本時間の午後9時半(米国が夏時間の場合は午後10時半)には、米国の主要な経済指針が発表されます雇用統計、貿易収支など、予想と違った数字が出た場合に、大きく動きやすいので要注意。

たとえば、雇用統計で、先月の雇用は良かったと予想が出ていたのに、実際はそうでもなかった、とか、実際はもっと良かった場合に、その予想との数字の違いが為替の動きを生み出すようです。

日本時間の午後11時(米国が夏時間の場合は午前0時)

日本時間の午後11時、ニューヨーク市場でオプションカットが実施される時間です。

オプション取引は初心者には込み入っているので私はタッチしていませんが、オプション取引をしている人たちは決まった時間に決済しないといけないものなので、この時間に値動きが出る、というのは覚えておいたほうが良いです。

日本時間の午前0時

日本時間の午前0時。<b>ロンドンフィックス</b>という、日本時間の9時55分にあたる<b>その日の仲値が発表される</b>時間です。

ハワイ時間では・・・

以下はまとめて、ハワイ時間で記載します。アメリカ本土にお住いの方は、日本時間との時差で考えると早いと思います。

深夜から早朝にかけて:値動きが活発

昼前:値動きが少ない

午後2:55~:日本でその日のレート発表。ドル円の値動きがある

午後8時:東京市場のオプション終了。ドル円は、直前に値動きが出て、その後は値動きが少ない。

夜中の2時半(夏時間は午前3時半):米国の主要経済指針発表時間。ドルでのトレードに影響

午前4時:ニューヨーク市場オプションカットでドルに動き

午前5時:ロンドン市場でその日のレート発表:

年間を通しての特徴

2-3月:日本の企業は3月を年度末にして会計をすることが多いので、海外資金を日本円へ戻す動きが見られると言われています。

4-5月:会計年度が新たに始まること、またゴールデンウィークがあることなどから、ドル買いが活発になる時期と言われています。

8月:欧米のディーラーの夏休暇の延長上プラス日本のお盆休暇もあり、活発な値動きはめだちにくい時期と言われています。

11月:年度末が決済の欧米企業が、海外資金を自国へ戻す動きが見られる時期です。

12月:クリスマス休暇などで、市場は動きが静かと言われています。

各国の経済指標

各国の経済指標をすべて理解するのは大変と思います。

私のような素人さんは、とりあえず、世界に影響を及ぼす米ドルの米国における4つの指標に注目すべし!と言われています。

それは、FOMC、非農業部門雇用者数、生産者物価指数、貿易収支の4つです。

FMOC(連邦公開市場委員会)

アメリカの中央銀行が開催する会合のことで、政策金利のフェデラル・ファンドレートを発表します。
ややこしいのですが、6週間ごとの火曜日に会合が開かれ、その内容とフェデラル・ファンドレートが発表されるのはその3週間後となっています。
発表時、レートが予想とかけ離れていた場合「サプライズ」と呼ぶそうですが、為替レートが大きく動く可能性が大きく、FXトレーダーにもサプライズになりえる発表です。※火曜日というのは、日本では水曜日にあたります。

非農業部門雇用者数(NFP)

農業以外の産業での雇用者数ですが、増えると米国の景気が良いと判断され、米ドルが買われる傾向になり、小さいと売られる傾向へ傾きやすい。日本時間の第一金曜日の午後9時半(米国冬時間中は午後10時半)に発表されます。予想とどう違ったか、が値動きを引き起こします。

生産者物価指数

製造業者の販売する1万品目の販売価格が、1982年の平均物価100に対してどうなったか、という指数で、発表は、調査した月の翌月第二週、15日前後の木・金曜で、こちらも午後9時半(米国冬時間中は午後10時半)に発表されます。
市場の予想と違った場合、為替の値動きを引き起こします。

貿易収支

輸出入の金額の差額ですが、米国はいつも輸入額のほうが多くて赤字なので、その赤字の大小に注目します。赤字が大きいと、米ドルは売られやすくなり、小さいと、買われやすくなる傾向があるという結果が出ています。毎月20日前後の、こちらも午後9時半(米国冬時間中は午後10時半)に発表されます。

為替の変動にはその他多くのことが影響を及ぼしているので、世界情勢を含めて、アンテナを立てておくようにしましょう。

ハワイ時間では・・・

第一金曜日の午前2時半(冬時間は3時半):NFP(非農業部門雇用者数)発表

第二週15日前後の木・金曜日の午前2時半(冬時間は3時半):生産者物価指数発表

20日前後の午前の午前2時半(冬時間は3時半):貿易収支

まとめ

*ファンダメンタル分析とは、物価を含めた経済状況、金利政策を含めた社会動向などから通貨の値動きを予測する分析方法のこと。

では、次に、トレードの際の値動きを分析する二つの手法のうちのもう1つ、テクニカル分析とはどんなものか、見て行きましょう

「ニュース見ないし、テクニカル1本でいいや」なんて思ってきましたが、それで何度「あれ、あれれ、なんで急激に下がったの!」とか「上がったの!」と驚く経験をし、後から、その時なにがあったのか!というのを検索して、ニュースを見て納得する、という経験をしたことか。

ファンダメンタルも考慮しておかないと、ダメですね。

しかし奥深いのがFXです。たとえば、ファンダメンタルで、ある好ましい事象がアメリカで起きて、ドルが上がる!と、わかったとしましょう。

よし、ドルを買いだ!と思う私。しかし、現実にはドルが急降下。なんでなんですか!!!

そういうこともあります。最終的には、いろいろ考えて通貨を買う人々の心理にかかわってくるからです。ものごとはそうシンプルではありませんね。

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